プラハ 夜の散歩 ウンゲルト グラノフスキー宮殿
「プラハ 夜の散歩 旧市街の路地、旧市街広場」のつづき。★プラハ個人旅行 まとめ記事 ★プラハ旧市街 散策マップ04 抜け道編
ティーン教会の裏手にある、「ウンゲルト」(Ungelt) の入口
「ウンゲルト」(Ungelt) の中。 左から、「グラノフスキー宮殿」 (Palác Granovských z Granova, Granovský Palace) そして、チェコのナチュラル・スキンケア・ブランド 「ボタニクス」 (BOTANICUS) の店舗。
ウンゲルトの館のほとんどは、ウンゲルトが火災で焼失した1689年以降に建てられたバロック様式の建物ですが、その多くの建物の起源は、15世紀初頭に遡ります。
このグラノフスキー宮殿は、なかでも最も保存状態の良いルネサンス様式の建物の一つ。
1558年、フェルディナント1世は、忠を尽くした税関吏、ヤクプ・グラノフスキー(Jakub Granovský of Granov)に、この館を付与。 16世紀中頃、新しい所有者によって、ルネサンス様式に改築されました。
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写真左は、ウンゲルトを、「聖ヤクプ教会 (Bazilika sv.Jakuba, St. James Basilica)」側へと抜ける通路。 写真右は、ウンゲルトの外側。 ホテルに戻る途中、振り返って撮影。
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ところで、「ウンゲルト」(Ungelt) は、その昔、外国商人の居留地のあった場所。
そして、「ティーン教会」の正式名は、「ティーンの前の聖母マリア教会」(Kostel Matky Boží před Týnem, Church of Our Lady before Týn (Church of the Virgin Mary before Týn))。
ティーン (Týn) とは、壁で囲われた場所の意味。(The word týn means an enclosure, a fenced area, the former word otýniti used to mean to enclose.)
教会の正式名は、濠と壁に囲まれ、街から隔離されていた、「ウンゲルト」(Ungelt) といわれた外国商人の居留地が、教会の背後にあったことに由来しています。
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商人は安全な場所でないと安心して商売できず、王様に、壁で囲まれた保護区域を作って守ってもらうかわりに、その入口に入るとき、手数料を支払う仕組みになっていました。
この手数料は、関税として強制的に徴収されるようになり、14世紀のはじめには、この関税は、古いドイツ語の言葉で 「ウンゲルト」と呼ばれるようになり、いつしか、この外国商人の居留地自体が 「ウンゲルト」(Ungelt) と呼ばれるようになったのでした。
★Ungelt - Týn Yard (Ungelt - Týnský Dvůr)
http://www.praguewelcome.cz/srv/www/en/objects/detail.x?id=48754(チェコ語)
★http://cs.wikipedia.org/wiki/Pal%C3%A1c_Granovsk%C3%BDch_z_Granova
★以前書いたエントリー記事:「プラハ 旧市街広場 06 「ティーン教会」」
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この二日後、先ほどのウンゲルトにあるボタニクスで、日本未入荷のシアバターのナイトフェイスクリーム、ローズ・フェイス&ボディーミルク、石鹸などを購入
★ボタニクス "Botanicus" http://www.botanicus.cz/ ★日本支店
ウンゲルトは、建物に囲まれ、いい雰囲気でしたので、翌日の夜は、「インディアン・ジュエル (Indian Jewel)」 http://www.indianjewel.cz/csで、ビール&美味しいタンドール・チキンの夕食を。
そして、二日後の夜、「The Dubliner Irish Pub」 http://www.aulddubliner.cz/ で夕食をとりました。 これは後ほど、ご紹介致します。
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私たちが宿泊したホテル、 「グランド・ホテル・ボヘミア」(Grand Hotel Bohemia, Prague)
ようやく、プラハ一日目が終了。
ウィーンから飛行機でプラハに到着したのが、2013/8/14(水) 10:55 AM。
夜の散歩からホテルに戻ったのが、11:00 PMなので、プラハ丸一日分。
このチェコ一日分の記事の総数 36 個!!! 長く充実した一日でした
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翌日は、プラハ城などへ。 つづきます。「プラハ 路面電車でプラハ城へ ★路線図&時刻表」
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