プラハ城 ローゼンベルク宮殿でガーゴイルを見る Prague Castle's Rosenberg Palace
「プラハ城 ロブコヴィッツ宮殿 クラシック・コンサート」のつづき。★プラハ個人旅行 まとめ記事
ロブコヴィッツ宮殿のすぐ右側にある 「ローゼンベルク宮殿」 "Prague Castle's Rosenberg Palace, Rožmberský Palác へ。 なお、案内板にはロジュンベルク宮殿と書かれていますが、一般的な読み方にしました。
ローゼンベルク宮殿(Rosenberg Palace, Rožmberský Palác)は、2010年4月から一般公開された宮殿で、プラハ城のチケットで入場できます。
13世紀には、ここにはたくさんの家々がありましたが、1541年、プラハ城の火災によって焼失したため、当時の貴族、ローゼンベルク家がルネッサンス様式の大きな宮殿を建築。
女帝マリア・テレジアの時代にバロック様式に改築され、貴族女学院、未婚の貴族の女性のための居室として使用されました。 ここでは、その当時に流行したビーダーマイヤー様式、ネオ・ロココ様式の貴族の女性の部屋が再現、展示されています。
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もっとも、この部屋、私の記憶には残っておらず
入って右側、雨樋の彫刻、「ガーゴイル」(gargoyle)が、いくつも展示されていたのが、とても印象に残っています。
普通はとても高い位置にあり、仰ぎ見るしかないガーゴイルですが、取り外されたオリジナルをいくつも間近に見ることができました。
旅行ガイドブックには、なぜだか、ロジェンベルク宮殿のことが全く書いてなかったのですが、入った甲斐がありました
★https://www.hrad.cz/en/prague-castle/prague-castle-tourist-information/information-for-travel-agencies/41.shtml
★http://www.a-tout-prague.com/en/news/new-attraction-at-prague-castle-the-rosenberg-palace/
★http://www.prague.cz/rosenberg-palace/
★カール シュヴァルツェンブルク公ほか(著)、稲野強(監訳)、「プラハ城―歴史と遺産」(恒文社、1995年) 参照
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最近、2014/08/17、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル http://www.ngcjapan.com/tv/ の特集番組、「パナソニック・プレゼンツ世界遺産スペシャル チェコ:プラハ」をスカパーで見ましたが、番組では、プラハ城で、現在も行われている修復や、新たな発見が詳しく解説されていて、とても面白かったです
BSで乱発ぎみの海外旅行番組も決して悪くはないですが、新たな視点で世界遺産が紹介されているところが、とても新鮮でした。
私たちが見たガーゴイルも、新しい複製に交換され、ここに展示されていたのでした。
★聖ヴィート大聖堂の雨樋の彫刻、「ガーゴイル」の写真は、エントリー記事:「プラハ城 レストランでビール休憩」をどうぞ。
つづきます。「プラハ城 聖ヴィート大聖堂の南塔に登る」
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