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2015年3月の4件の記事

ストラホフ修道院ビアホール

ストラホフ修道院 図書館」のつづき。★プラハ個人旅行 まとめ記事

ストラホフ修道院ビアホール Klášterní pivovar Strahov, The Strahov Monastic Brewery http://www.klasterni-pivovar.cz/
http://www.klasterni-pivovar.cz/
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ストラホフ修道院の敷地内にあるストラホフ修道院ビアホールには自家醸造所があります。
「ストラホフ修道院醸造所」(Klášterní pivovar Strahov) と名付けられてはいるものの、修道士さんたちがビールの醸造を行っているわけではなくて、ストラホフ修道院が、その敷地内における商業用醸造を許可しているにすぎません。

私たちは中庭のテラスで乾杯!
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「聖ノルベルト」(Sv. Norbert, St. Norbert) の名前を冠する自家醸造の生ビール(Domácí točená piva)は、豊かな味わいで飲み応えがあり、とっても美味しい!!

聖ノルベルト 琥珀のアンバー Sv. Norbert jantarový (amber) 5,3% alc./vol.
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聖ノルベルト 黒 (ダーク) Sv. Norbert Černé (tmavý, dark) 5,5% alc./vol.
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チェコの冷菜、「カマンベールチーズのピクルス」(漬けものチーズ、ナクラーダニー・ スィール Nakládaný sýr "Hermelín")、ソーセージのピクルス 「ウトペネツ」(Utopenec)も、ここの生ビールによく合うつまみで、美味しかった

「カマンベールチーズのピクルス」(漬けものチーズ、ナクラーダニー・ スィール Nakládaný sýr "Hermelín")。タマネギとピーマンとともに
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プラハ・ソーセージのピクルス 「ウトペネツ」(Pražský Utopenec)
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ペストリー(パン) Pečivo も美味しかった 写真は、ちょっと食べちゃったあと。
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最初は西日が強すぎる席しか空いてなくて、他の人の予約時間までテーブルを使わせてもらったり、同じく予約無しのカップルと相席になったり、最後は、マドリードから来た若者と相席にさせてもらいました

最後に彼と一緒に乾杯した、聖ノルベルト 明るい琥珀のインディア・ペールエール (India Pale Ale; IPA) Sv. Norbert IPA 6,3% alc./vol. 6,3% alc./vol.
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彼とは、ヴルタヴァ川沿いのユニークなホテルの話や、楽しかったヴルタヴァ川のボート漕ぎの話、飼っていた猫ちゃんの話などなどで盛り上り、楽しいひとときを過ごすことができました
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ところで、注文ですが、公式サイトのメニューを印刷したのに、日本語訳を書いて持って行って、これとこれをお願いします、とお願いしました。 ちょっと面倒でしたが、日本では珍しいビールに合う食事が食べられて、苦労は報われたのでした
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★チェコ語翻訳と発音は、グーグル翻訳 https://translate.google.co.jp/#cs/ja/、おおまかなな翻訳は、Google Crome の自動翻訳。 以前書いた「ウィーン 「プラーター公園」 遊園地 ★ドイツ語翻訳」を参照のこと。

★チェコ料理 All About http://allabout.co.jp/gm/gc/6817/ とても参考になりました。

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ストラホフ修道院ビアホールの公式サイト http://www.klasterni-pivovar.cz/
 によれば、ストラホフ修道院醸造所 (Klášterní pivovar Strahov, The Strahov Monastic Brewery) が歴史上の記録に最初に登場したのは、13世紀と14世紀の変わり目の頃。 その醸造権は、1591年、皇帝ルドルフ2世によって承認されたほか、1622年、皇帝フェルディナンド2世によって再び承認されました。

今日レストランのある場所に醸造所が建てられたのは、1628年のこと。 1907年、醸造所は閉鎖されましたが、2000年に復活したのでした。
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その後、路面電車 22番で Pohořelec (ポホレレツ) から Malostranská (マロストランスカー) まで。 路面電車 5番に乗り換え、 Malostranská (マロストランスカー) から Náměstí Republiky (共和国広場) まで。

ホテルに戻って、1時間ほど就寝した後、ホテルの近くにある 「聖ヤクプ教会 (Bazilika sv.Jakuba, St. James Basilica)」 http://praha.minorite.cz/ 19:00からオルガンのコンサートへ。

つづきます。「プラハ 聖ヤクプ教会 オルガン・コンサート

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ストラホフ修道院 図書館

プラハ城下町散策 ロレタンスカーからストラホフ修道院へ」のつづき。★プラハ個人旅行 まとめ記事

プラハ城を見学し、旧フラッチャニ市庁舎の前にあるテラスで休憩したあと、15分ほど歩いて、ストラホフ修道院に到着しました。

ストラホフ修道院の門 Strahov Monastery
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ストラホフ修道院 (The Royal Canonry of Premonstratensians at Strahov) は、1143年、オロモウツ (Olomouc) の司教 Jindoich Zdík が、ボヘミア公ヴラジスラフ (Vladislav, のちのボヘミア王 Vladislav II. ) らの支援を受けて創設。 プレモントレ会における最も古い修道院の一つです。

1950年には、チェコスロバキア共産主義国家に没収され、国立文学博物館 (Museum of National Literature) の一つとされましたが、1989年、共産主義国家の崩壊後にプレモントレ会に返還されました。 近年、修復。

門を入って左側にある、「ストラホフ教会 (聖母被昇天教会)」(Strahov church, The Basilica of Assumption of Our Lady)
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このストラホフ教会のすぐ右側にあるストラホフ修道院図書館の入口
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ストラホフ修道院では、絵画ギャラリーや歴史的な部屋の展示が行われていますが、最も有名なのは20万冊もの蔵書がある美しい図書館  その神学の間と哲学の間は必見です

ただし、扉の外から中を見ることができるだけで、中には入れないのが、なんとも残念!ウィーンのオーストリア国立図書館の中を見学して、あのゴージャスな内装を見てきただけに、なおさら強く感じずにはいられませんでした。。


神学の間 Theological Hall
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このバロック様式、天井のフレスコ画の美しさが印象的な神学の間は、1671年から1679年にかけて、イタリア人建築家で、のちにプラハ市民となった Giovanni Domennico Orsi によって建てられました。

17、18世紀の地球儀が並んでいます。
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後期ゴシックの 福音記者ヨハネ St John the Evangelist の木像
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神学の間は、1994年から1995年にかけて修復されました。


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哲学の間 Philosophical Hall
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ファサードは1783年に。 内装は、1794年から1797年にかけて、Jan Lahofer により、初期新古典主義 (early classicist form) の様式で作られました。

天井のフレスコ画は、ウィーンの画家 Anton Maulbertsch による作品。 できれば、もっと近寄って見たかった
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哲学の間は、2009年から2010年にかけて修復(Reconstruction)されました。

★追記:2016/06, ストラホフ修道院の図書館は、海外ドラマ 「アウトランダー Outlander」 http://bd-dvd.sonypictures.jp/outlander/ season 2 #3 に出てくるヴェルサイユ宮殿のロケでも使われていることを発見しました
http://outlander-tv.jp/article/detail.php?cat=Epsode&cd=156
http://www.tvinsider.com/article/82522/outlander-season-2-paris/

この図書館は、18世紀末から19世紀初頭にかけて、ヨーロッパの文化的サークルにおいて有名な場所となり、数々のVIPがこちらを訪問。
修道院という世俗から隔離された場所柄、女性の訪問は限られていましたが、オーストリア女王、ナポレオンの妻となったマリー・ルイーズらもここを訪問したことが記録に残されています。

図書館の開館は毎日 (except 25 December and Easter Sunday, April 20) 、9.00 a.m. - 5.00 p.m., ランチタイムの休憩 12.00 p.m. - 1.00 p.m.、見学料金は: CZK 100 (2015年3月現在)。

私が訪問した2013年8月は、撮影したい場合には、別途 CZK 50 の支払が必要で、許可証として、服の上からシールか何かを着けた記憶があり、職員の方がチェックしていました。

公式サイトによれば、日本語のガイドテキストの貸し出しもあり。

★詳しくは、http://www.strahovskyklaster.cz/library

★ストラホフ修道院の歴史は、http://www.strahovskyklaster.cz/library/concise-history-of-the-monastic-library と、
http://www.kralovskacesta.cz/en/tour/objects/strahov-monastery.html 参照。

★360度見渡せる、美しいバーチャル映像は、こちら パソコン推奨です。
http://www.360cities.net/image/strahov-theological-library-prague
http://www.360cities.net/gigapixel/strahov-library.html 左下の Start / Stop Tour をクリックのこと。

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神学の間と哲学の間へとつながる廊下には、海洋生物、貝類、蝶類等々、さまざまな展示物が収められたキャビネット (Cabinets of curiosities (Wunderkammer)) が並んでいました。
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ドードー(Dodo)=マダガスカル沖のモーリシャス島に生息していた絶滅鳥類の標本に驚嘆!!
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外に出ると、図書館の入口から見て斜め左に、ストラホフ修道院醸造所のビアホールの建物があり、そこのテラス席で、待望のビール休憩
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★ストラホフ修道院醸造所 Klášterní pivovar Strahov, The Strahov Monastic Brewery  http://www.klasterni-pivovar.cz/

つづきます。「ストラホフ修道院ビアホール

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プラハ城下町散策 ロレタンスカーからストラホフ修道院へ

旧フラッチャニ市庁舎 レストランのテラスで休憩」のつづき。★プラハ個人旅行 まとめ記事

「ロレタンスカー通り」 Loretánská を、ストラホフ修道院を目指して歩きます。
★地図 http://www.kralovskacesta.cz/en/tour/hradcany-quarter.html

「ガス灯」 Public Lighting Lamp-post
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このようなガス灯はフラッチャニ広場にもあり、1860年代に設置されました。

花崗岩のブロックの上には4人の女性像、その上には8つのネオ・バロック様式の装飾のランプがあり、 1985年までガス灯の火が灯されていました。 そして、2005年、新しいテクノロジーのライトとして修復されました。

http://www.kralovskacesta.cz/en/tour/objects/public-lighting-lamp-post.html

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ウーボス通り Úvoz につながる急な階段。 Vrbna Palace (Chotek House) の雰囲気のあるアーケード。
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ここには、元はルネサンス様式のバロックの Vrbna Palace があり、そこには、かつて1837年から盲学校がありました。
この盲学校は、1807年、騎士 Prokop Platzer のイニシアティヴで設立され、盲学校としては中央ヨーロッパでは最初のもの。
http://www.kralovskacesta.cz/en/tour/objects/vrbna-palace-chotek-house.html

近くにあるブティック・ホテル "Domus Henrici" http://www.domus-henrici.cz/hotel/ も、なんだか良さそう

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「黒い雄牛の家」 Hostinec U Černého vola, At the Black Ox (At the Black Eagle, At St. Lucas) と、石畳。
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http://www.kralovskacesta.cz/en/tour/objects/at-the-black-ox-at-the-black-eagle-at-st-lucas.html
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g274707-d866498-Reviews-U_Cerneho_vola-Prague_Bohemia.html

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ツェルニーン宮殿 Černín Palace
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ロレッタ広場 Loretánské náměstí における最も重要にして、最も大きなバロック様式の宮殿。 現在は外務省 Ministry of Foreign Affairs (Czech Republic) の建物。

http://www.kralovskacesta.cz/en/tour/objects/cernin-palace.html

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ロレッタ教会 Loreta
http://www.loreta.cz/cz/index.htm
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案内板の表示
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レストランもあるアーケードを歩く。 暑い日差しも避けられました。
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ロレッタ広場沿いのCDショップ CDmusic.cz / Široký dvůr
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ここのウェブサイトを見たら、マルタ・クビショバさんのCDもショップにありました! In Stock. = 在庫あり。
ここでストラホフ修道院の場所を尋ねました。

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すぐ左にストラホフ修道院へと抜けられると表示もある案内板もありましたが、正門から入りたかったので、さらに先を歩いて行きました。
写真中央の建物は、ネオ・ルネサンス様式の軍事関連の建築物(military building) Hradčany barracks
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http://www.kralovskacesta.cz/en/tour/objects/hradcany-barracks.html ★地図

ポホジェレツ Pohořelec に到着。 写真中央には、路面電車 22番 Pohořelec の停留所。
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ストラホフ修道院の門へと向かう、ゆるやかな坂道を上がって、「ストラホフ修道院」 Strahovský klášter, Strahov Monastery に到着。
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その後、ストラホフ修道院の図書館の見学、そして、ストラホフ修道院醸造所のビアホールへ。

つづきます。「ストラホフ修道院 図書館

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旧フラッチャニ市庁舎 レストランのテラスで休憩

プラハ フラッチャニ広場の建築物 地図あり」のつづき。★プラハ個人旅行 まとめ記事

「フラッチャニ広場」 Hradčanské náměstí から、「ロレタンスカー通り」 Loretánská 沿いに入ると、ルネサンスのスグラフィットの壁のファサードのある、「旧フラッチャニ市庁舎」があります。

「旧フラッチャニ市庁舎」 Hradčany Town Hall
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「旧フラッチャニ市庁舎」は、フラッチャニが城下町となった1598年以降に建てられ、現在のようにプラハ市が一つにまとめられた1784年まで、市庁舎として使われていました。プラハは、かつて、6つの市から成り立っており、それぞれの市に市庁舎がありました。

スグラフィットの壁には、帝国の紋章と正義のアレゴリー
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旧フラッチャニ市の紋章(Hradčany emblem)を掲げる入口 (Portal)、重厚な木の扉
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http://www.kralovskacesta.cz/en/tour/objects/hradcany-town-hall.html
★「プラハ迷宮の散歩道 ((地球の歩き方GEM STONE)」)」 32頁参照。

プラハ 「フラッチャニ広場」 Hradčanské náměstí (Prague) の地図
★チェコの歴史的建造物 http://www.kralovskacesta.cz/en/home.html
★地図 http://www.kralovskacesta.cz/en/tour/hradcany-quarter.html

この「旧フラッチャニ市庁舎」のすぐ前にあるレストラン 「Ve Staré Radnici」 のテラスで休憩。

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レシートで時間を見たら、16:05。 歩きまわって疲労はピークに達していましたが、甘~いプラハ・パフェ&ピルスナー・ウルケルのビールで元気をチャージできました
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その近くには、日本語で「のイベントと文化 プラハ」と書いてありました。翻訳ソフトの直訳で惜しい!英語では、Events and Culture in Prague。 ストラホフ修道院を目指して、「ロレタンスカー通り」 Loretánská を歩きました。

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午後4時を少しまわったとはいえ、夏の日が、プラハ城下町の石畳の道を照りつけています。 ストラホフ修道院の図書館の見学は午後5時までなので、ちょっと先を急がなくては。

つづきます。「プラハ城下町散策 ロレタンスカーからストラホフ修道院へ

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