プラハ 聖ミクラーシュ教会 (マラーストラナ)
「プラハ路面電車でマラーストラナ広場 聖ミクラーシュ教会へ」のつづき。★プラハ個人旅行 まとめ記事
聖ミクラーシュ教会 (Kostel svatého Mikuláše, St. Nicholas Church (Malostranské náměstí))
聖ミクラーシュ教会は、チェコにおける最も有名なバロック建築の教会。
★http://www.stnicholas.cz/ 9:00-17:00 見学料・大人: 70,- CZK
★地図&建物の解説
https://mapy.cz/zakladni?x=14.4034412&y=50.0884449&z=18&source=base&id=1702822
1283年、ゴシック建築として創建。 白山の戦いを経たのち、カトリックのイエズス会の教育機関(the former Jesuit collage)となりました(その後、1773年、ローマ教皇クレメンス14世 Pope Clement XIVによって、イエズス会は解散させられる)。
今日の教会は、1704年から1756年にかけて、三代にわたるバロック建築の巨匠、クリシュトフ・ディーツェンホーファー (Kryštof Dientzenhofer 1704-1711)、その息子、キリアン・イグナーツ・ディーツェンホーファー (Kilián Ignác Dientzenhofer 1737-1752)、キリアンの娘婿、アンセルモ・ルラーゴ (Anselmo Lurago 1751-56) によって完成されました。
内陣の天井のフレスコ画、「聖三位一体の栄光」(A fresco by František Xaver Palko)
中央身廊の天井のフレスコ画、「聖ミクラーシュの栄光 Apotheosis of St Nicholas」(ウィーンの画家ヨハン・ルーカス・クラッカー Viennese painter Johann Lukas Kracker from 1761)。
二階から見ると、こんな感じ。 スペクタクルな天井画。 面積は広いわ、天井は高いわ、描くのはとても大変だったはず・・・。
左右の内部も超豪華。 アングルを変えて撮らないと、この豪華さ、とても記録しきれないと思った。
天井の大理石アーチと彫刻の数々。ただ、圧倒されてしまった。角度を変えて見ると、まったく見えないのだが、内陣の上部にも、小さなバルコニーがついているのがわかる。
柱の装飾も全く手を抜いていない。 天井と柱の境目も凄く凝っている。
大理石の柱とアーチが何連にも続いているところが、また凄いと思う。
下を見るとこのような感じ。設計も建築も、とても大変だったろうなあ・・・。
モーツァルト (W. A. Mozart) も演奏したパイプオルガン。
パイプオルガンのパイプ周辺の彫刻、天使たち。写真は左側のみ。右側にもあり。二階にのぼらないと、ここまでは見えない。
6mの高さのパイプが4000個以上もあり、1745-47年にかけて作られた。
彫刻の一部。思わず目を留めてしまう彫刻の美しさ。これがいくつも・・・。
いやはや、壮麗なカトリック教会。写真をアップしすぎの感があるけど、これでも一部。
この豪華すぎるバロック教会。モーツァルト追悼ミサも、いち早くこの教会で行われたし、ここでのコンサートも聴きたかったなぁ・・・。
★聖ミクラーシュ教会 公式サイト http://www.stnicholas.cz/en/about-the-church/
★田中充子著 「プラハを歩く (岩波新書)」131頁~138頁参照。
こちらの教会。ちゃんと中に入って見学して、本当に良かったと思いました
続きます。「プラハ ヴァルトシュテイン宮殿へ」
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