日本フィルハーモニー交響楽団 指揮 大友直人 ヴァイオリン 千住真理子 コンサート@サントリーホール(2011/4/7)
大震災後、初めて会うといえば、今日は、私の両親、叔母。 一緒にサントリーホールのクラシックのコンサートへ。
震災、津波の被害を受けた方々を思うと、申し訳ないような気持ちになりますが、有難いお誘いがあり行ってきました。
地震以来 「自粛」の嵐で、指揮者の大友さんも、東京でのコンサートはキャンセル続き。東京での公演は今日が初めてだとのこと。
ほぼ満員の観衆の中、日本フィルハーモニー交響楽団、大友直人さんの指揮で、ウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調、ドヴォルザークの交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」と、名曲ぞろい。 アンコールもありました。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、千住真理子さんのヴァイオリンで。 千住さん、相変わらずお美しくて、演奏にも引き込まれました
最後の「新世界より」では、第二楽章、学校の放課後に流れていたメロディーを聴きながら、もう自分の「家路」に帰ることのできない大津波の被災者のことを思わずにはいられなかった。
そして、日本フィルの方々の心を一つにあわせた力強いフィナーレの演奏は、 「復興」へと一丸になって進もうという強いメッセージのように、私には思えてなりませんでした。
大友さんの言葉もよかったですし、曲が終わったあとも、いつまでも温かい拍手が続き、 素晴らしい生演奏に、力をいただいた気持ちになりました。
★南北線 六本木1丁目駅3番出口から出て、サントリーホールへ向かう途中にある「スペイン坂」の桜。 満開でした。
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