カテゴリー「書籍・雑誌」の12件の記事

「クォーレ 心の学校」 エドモンド・デ・アミーチス著、神田道子訳

この 「クォーレ 心の学校」 は、 ヨガのレッスンでご一緒している方からお借りして、まだ読んでいる途中の本です。
しかしながら、ここに出てくる子供や大人たちの立派で真に尊敬に値する姿に、いたくいたく感動し、ご紹介せずにはいらせませんでした。
★この帯にあるように、 この本は、 まさに 「心の原点にかえる!」。思わず自らの心の有り様を、 降り返えらずにはいられない本でした。
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この本は、イタリアの作家 
エドモンド・デ・アミーチス
著。 イタリアの小学4年生が書いた日記の形式をとり、父親がそれに加筆する形で書かれた本。 イタリア統一から20年後、1881年の始業式から翌年の夏までのことが描かれています。

日本のアニメでも有名な、 あのマルコが出てくる 「母をたずねて三千里」の原作なども所収された、1886年に出版された、イタリア児童文学の名作です。

いじめ問題ひどい格差子供たちの心打たれるエピソード、 尊敬に値する先生、 毅然と対処する大人たちなど。

児童文学のジャンルとされていて、 まさに 「道徳」の授業にうってつけ。
そして、これを読んだら、さぞかし 「イタリアの愛国心」が養われるんだろうなぁ。

でも、大人になっても、 いや大人になって、子供の頃のむじゃきな頃をすっかり忘れた今になったからこそ、 私には、 とても心に響くものがありました。

.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°

私は今、2回目のイタリア旅行の準備の 真っ最中。
イタリアのルネッサンス時代の芸術や建築、イタリア語、はたまたイタリアの食文化など、ついつい時間を忘れてしまうほど、本やウェブなど夢中の、今日この頃。
ちょうどこのタイミングで、この素晴らしい本にめぐり会うことができ、 さらにイタリアのことを、 もっと深く知るきっかけとなりました。

前回ローマに行って、 ヴェネチア広場にバーンと巨大に建てられていてオオッと思い、 その入口階段の所でジュースを飲んでいた外国人の女の子が、警備の警官にすごく怒られてたという (飲食禁止の場所なんだと思われる)、ヴィットーリオ・エマヌエレ2世の記念堂でしたが、そのイタリア初代国王のヴィットーリオ・エマヌエレ2世の大葬記念日、イタリアの戦争、イタリアのために命をささげた人々のことなども書かれており、大変勉強になりました。

あまりに感動したので、さっそく本を注文しました。
旅行後に、またゆっくり読もうと思います。

★文源庫webサイト クォーレ 心の学校」http://www.bungenko.jp/book/cuore.shtml
http://www.bk1.jp/product/02739880
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4903347052.html

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ダライ・ラマ 「死と向きあう智慧」

ヨガを始めて、 さらに精神的なことに興味を持つようになったのですが、 先日 susan さんがブログ 「home&dry」 で、 ダライ・ラマ 「死と向きあう智慧」 について書いていらしたので、 興味を惹かれて読んでみました。

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この本は、 ダライ・ラマ法王14世テンジン・ギャツォ が 「パンチェンラマ一世の17偈」、 死の恐怖を克服し、より高い境地へと至るための奥義について書かれています。

かなり深い内容ですし、 これからヨガの瞑想を深める上でも大切な教えが書かれていると思いました。

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ところで、 ダライ・ラマ法王14世は、チベット仏教の最高指導者。
2歳の時に、ダライ・ラマ法王13世の生まれ変わりであるとの認定を受け、4歳の時、法王に就任(「14世ダライ・ラマ法王発見の経緯と輪廻転生制度」)。 観音菩薩の生まれ変わりとされています。

映画 「地球交響曲 ガイアシンフォニー 第二番」 で気さくにインタビューに応じながら、 「慈悲」 「利他」 の心の大切さ、 「輪廻転生」 について語っておられた のが印象的でした。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
■以前書いたエントリー、「映画 「地球交響曲 ガイアシンフォニー 第二番」」

続きを読む "ダライ・ラマ 「死と向きあう智慧」"

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ジョン・グリシャム 「テスタメント」

つい2~3日前まで、仕事から帰ってきたら、掃除 or 洗濯機回して、休む間もなく晩御飯を作って、お風呂入って、朝もバタバタ・・の日々でした (すでに遠い昔のような気がするけど、 それはさておき)。 でも、 忙しいときほど時間をやりくりして、今までどうしても読めなかった本が読めちゃたりするんですよね。

*昨年8月頃、父から借りっぱなしだった、ジョン・グリシャム 「テスタメント」(新潮文庫、上・下巻)。

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莫大な遺産を遺して亡くなった狷介な大富豪トロイ・フェラン。残された一~三番目の元妻とその子供たち。
そのまた配偶者にそれぞれの弁護士 etc. あまりにたくさん名前が出てくるので、なかなか先に行き着けず。。

でも、上巻の 2/3 あたり、ブラジルのパンタナール大湿原まで相続人を探索すべく、アルコール中毒から更生中の弁護士が 次から次へと困難な試練に翻弄されるあたりから、猛然と面白くなってきて、あっという間に読了。

読後感もよし。 前半たくさん出てくる名前は覚えなくても、それほど差し支えなかったかも!?

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そういえば、名前がたくさん出てきて (今のところ) 挫折してる 「渋江抽斎」 を、 ふと思い出したりする。 しかも、 どこにあるかも不明だったりして。 来週には、本棚を片付けないと・・。

本棚が 「しっちゃか めっちゃか」 になってる件については、 先月後半の某深夜まで、 夫と、もう一人のKさんともに我が家にいらした 某Kさん にも指摘されていたのでした(笑)。(あの日は、先にお帰りになったMさんと、私もご一緒させていただいた岩手屋さん@人形町での飲み会、楽しかったですね。 また是非、我が家にもいらして下さいませ (^^))

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古地図で東京めぐり

Bakeさんのブログ 「Kick It Now !」「タイムスリップ」 の記事で、

「Yahoo!地図情報 - 古地図で東京めぐり」 が紹介されていました。
http://map.yahoo.co.jp/kochizu/

この地図は、なんと(!) 以前、私が書いたエントリーで ご紹介した
「「江戸明治東京重ね地図」 (DVD & 検索データブック)」
http://kino-ko.tea-nifty.com/tea_time/2006/04/dvd_3424.html
と全く同じものではないですか!!!
18,900円もしたのが、タダで使えるようになってるし・・・orz
(ただし、掲載期間は、2007年1月25日から3月15日まで)

■追記: おおた葉一郎さんも、ブログ「おおた葉一郎のしょーと・しょーと・えっせい」で、私と同様、「Yahoo!古地図」を見て、やや不愉快な思いを禁じえないようです。

*DVD版の画面 (左上は神田明神)。 現代と江戸を透過表示。
江戸検索の中の「鬼平犯科帳検索」。 図版ポイントを表示しています。
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しかも、「Yahoo!地図情報」 では、航空写真まで重ねられてるし・・(-_-;)。
しかも、マウスのホイールで縮小・拡大も簡単にできるようになってるし。。

そして、「Yahoo!地図情報 - 古地図で東京めぐり」 では、ウェブ上で説明を読んで、すぐその場所の古地図が見られるのが便利だと思いました。

場所がかなり限定されていて、詳細な説明はないけれど、タダでお手軽に江戸~明治の地図散策ができるのがいいですね。 

たとえば、 DVD版の情報には及びませんが、 池波ワールドを満喫 ■「鬼平」「剣客」の舞台も紹介されていました。
また、 古地図で発見 ■「有名人のお宅訪問」では、 「遠山の金さん」 こと 遠山左衛門尉景元の下屋敷とかを、すぐ古地図で見て、現代の場所も確認できました。
地名が物語る江戸の街 ■なるほど由来スポット もあり、気軽に歴史散歩を楽しめそうです。

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ところで、 気を取り直して、DVD版を 「大枚 はたいて」 買ったメリットをあげると、

江戸~明治、明治~現代、現代~江戸の地図を、「透過して」 見ることができる。
地図上で表示されたポイントの昔の写真や版画を見るこができ、 切絵図も同時に見られる。
マイポイントの設定、 分厚くてかなり詳細なデータブックがついていることなどでしょうか。
詳細な内容や機能は、こちら http://www.app-beya.com/sansou/index.html

最近の江戸ブーム?で、 昨年 第一回 「江戸文化歴史検定」 http://edoken.shopro.co.jp/ も行われましたし、 詳細な説明のあるものがもっと出てくるといいなと思います。

ちなみに、私は、公式テキスト 「大江戸見聞録」 を持っていますが、 写真や絵も多く、わかりやすくて面白かったです。 (「大江戸見聞録」正誤表が、検定のサイトに掲載されていました

今週の木曜日は夫の (元&現)会社関係の方々と人形町で飲み会があり、私もご一緒させて頂きました。 岩手屋さんから始まって、 最後はかなり深夜まで 我が家で楽しい飲み会でした。
その際、江戸検定2級に合格されたKさんともご一緒することができました。 私も江戸時代のことや地図が大好きですので、 もっとお話したかったなぁ~。 また是非人形町に遊びにいらして下さいませ。

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中目黒 「COWBOOKS」、美容院に行く

12/22(金)は、中目黒の 「ラ・ブランジェ・ナイーフ」(追記:既に閉店)でバゲットなどを買った後、 目黒川沿いをしばし散策。

*ナイーフから目黒川沿いに出る角にあった、玄関に牛が飾ってある 「上目六さくらショッピングセンター」。 その後すぐ会った美容師さんによれば、天然酵母パンとケーキのお店 「opatoca (オパトカ)」(中目黒店)のパンも美味しいとのことでした。

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「みどりばし」 を渡らず左折し、 桜並木のある目黒川沿いをしばらく歩くと、 オシャレな洋服屋さんや美容院、そして、橋を渡って反対側にも、これまたオシャレ系のレストランバーなどが、いくつか点在。

以前、等々力方面へのポタの帰り道、この目黒川沿いを走って、なかなかいい感じかも~とは思っていました。
こうしてのんびり歩いてみると、 中目黒ってこんなにオシャレなお店が揃ってて、 しかも、渋谷や代官山より人が少なくて落ち着いていて、 目黒川沿いの散歩もなんだかいい感じだし、ここはもしかして穴場か!? なんて思ったり(笑)。

この中のバーで一休みしようかなと思ったところで、 その窓越しにお洒落な格好でバッチリ決めてる女性の姿が目の入りました。 「ヘアスタイルがイマイチ決まらないけど、買い物だけだし、まっ、いいか」、と、投げやりな気持ちで家を出てしまった私は、気後れしてしまって、これ以上お店に近づくことすらできませんでした。 我ながら、気よわ~(^_^;)。

「くぅぅぅ~~、このヘアスタイルさえなんとかなれば・・」、と速攻、先ほど気になってた美容院に戻って、 すぐさま髪の毛をカットをお願いしました。 はじめての美容院でしたが、とても気に入りましたし、 髪の毛を切っただけで、こんなにも気分が良くなるなんて♪♪ すぐさま美容院に入って正解でした(^^)。
それにしても、中目黒って美容院がありすぎなんでは・・!?
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その後、「COWBOOKS」 (中目黒) へ。
「COWBOOKS」オフィシャルサイト「こちら」 もとても参考になると思います)

こちらは、和洋古書を中心に、雑貨なども置いてあり、中でコーヒーも飲めるお店でした。 お店の中に電光掲示板がぐるぐる回ってユニークだなと思いましたが、 その本の品揃えを見ていくうちに、 これは私の趣味にバッチリ合ってて、しかも、 欲しかった絶版の本まで置いてある!! もう、心の中はかなり興奮ぎみとなりました\(^o^)/

*買った本
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●池田弥三郎 「町ッ子土地ッ子銀座ッ子」(三月書房)(1976年7月初版、絶版)¥2,200

●レイ・ブラッドベリ、北山克彦訳 「たんぽぽのお酒」(晶文社、文学のおくりもの①)(1971年6月初版、1990年53刷。現在出ているたんぽぽのお酒とはカバー、装丁が異なる。装丁は長新太)¥500

●ポール・ギャリコ、矢川澄子訳 「スノーグース」(王国社)¥1,200
(私が大好きなプログレバンド「CAMEL」のアルバム「The Snow Goose」の元本)

*今、2,000以上お買い上げの方にプレゼントということで頂いた、 こちらの本屋さんの “founder”、 松浦弥太郎さんのエッセーと、画像が入ったCD-ROM。
CD-ROMの中身は これから見るところですが、 電車の中で読んだ松浦弥太郎さんのエッセーは、寂しげな情景が心の中に浮かんだ、味わいのあるエッセーでした。

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というわけで、美味しいパンが買えただけでなく、 お気に入りのヘアスタイルになれたし、欲しかった本にも出会うことができ、今日は中目黒まで導いてくれた則さんに、心から感謝したのでありました♪

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「にほんばし人形町 新編」、「東京を江戸の古地図で歩く本」、「江戸東京《奇想》徘徊記」

表題の3冊は、 いずれも9月に入ってすぐに購入した本です。

「にほんばし人形町 新編」 は、 人形町商店街協同組合 「にほんばし人形町」新編出版部の編集で、 平成14年7月22日に初版発行。
こちらは、 私が現在住んでいる「日本橋人形町」の 江戸時代から続く歴史や文化が詳しく書かれていおり、 ビジュアル面も充実していて、 大変面白い本でした。

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内容は、
「第一章 江戸からはじまる人形町」
 (江戸に生まれた文化と商業の街・人形町、江戸期のあゆみ、江戸歌舞伎と堺町・葦屋町、この地にはじまった吉原)
「第二章 人形町商店街の変遷史」
 (人形町と最後の花電車、座談会 女性が語る人形町、江戸時代から続いている老舗の紹介等々)
「第三章 芸能と文化を大切にする人形町」
 (芸能が遺した“下町の粋”、人形町寄席、美しかった大川の残した文芸と文士たち)
「第四章 奇跡的に残った人形町」
 (人形町罹災記)
「第五章 訪ねたい名所めぐり」
 (“下町の劇場”明治座、安産祈願の水天宮、人形町界隈の橋めぐり、隅田川情緒の移り変わり、庶民から愛される浜町公園)
付録の人形町史年表や、編集後記を含めて全221ページ。

内容が充実していて分厚く、値段もそれなり¥3,500 なんですが、 住んでいる町を深く知り、 江戸時代の様子を思い浮かべ、思いを馳せるのは大変楽しいものです。

ビジュアル面では、 江戸名所図の 「元吉原」 (江戸時代、人形町あった吉原遊郭は、明暦の大火 (1657年) で焼失。 以後、吉原遊郭は浅草に移転(新吉原)) 、その「大門通」の賑わい、「江戸歌舞伎」、「日本橋魚市」、「鎧の渡し」(現在の鎧橋がかかる前の渡し舟) をはじめとするたくさんの浮世絵や地図。

現在はビルになってしまいましたが、 「明治座」の明治2年のこけら落としの写真、「芳町踊り」の写真、 人形町の交差点近くにあった寄席 「末広亭」 の写真、 関東大震災直後、 瓦礫で覆われた人形町通りの写真、 昭和20年3月10日の東京大空襲で一面焦土と化した、日本橋浜町、久松町、蛎殻町、人形町界隈の様子 (大空襲を辛うじてまぬがれた人形町の一角だけは、そのまま終戦を迎えたそうです) 等等。 とても見応えがありました。

なお、人形町商店街協同組合のサイトの中にある 「わが町人形町」 のページも、 「第一話 江戸の城(しろ)下(した)町づくり」、「第二話 商業の街・日本橋」、「第三話 人形町の名前の由来」、「第四話 江戸から明治へ、人形町の繁栄」、「第五話 江戸の歌舞伎街・人形町」、「第六話 二町四方の一大遊郭・吉原」、「第七話 粋でおきゃんな芳町心意」(心意気?) が書かれてあって、 こちらは本のダイジェスト版のような感じですが、もちろん本の内容には及ぶべくもなし。 でも、よくまとめられていて面白く読めました。

*畠中恵の「しゃばけ」「ぬしさまへ」 も、最近とても夢中になった本。

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東京を江戸の古地図で歩く本」(ロム・インターナショナル編、 KAWADE夢文庫 (河出書房新社))は、
副題に「“華のお江戸”がよみがえる歴史めぐり」、「江戸の刑場が人通りの多い場所につくられたのはなぜ?」 とあるように、 江戸古地図と現在の地図を対比しながら、 江戸の当時の様子が詳しく書かれている、 歴史散歩の本。

ちなみにこの本によれば、 江戸時代の地図のほとんどは西が上。 江戸城(現在の皇居)が上で、 その城下町として整備されていった「城の下の町(=本来の下町)」である 日本橋、銀座などはその下に描かれていることがほとんどだそうです。

江戸末期に観光された尾張屋清七版の切絵図がふんだんに掲載されていて、 かつての江戸の街並と現在の東京のようすが一目でわかるようになっていて、 私が持っている 「江戸明治東京重ね地図」 (DVD & 検索データブック) と合わせて使うと、 夢中になって時間を忘れてしまうほど。
町の細かいエピソードが満載で読み応えがありました。

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江戸東京《奇想》徘徊記」(種村季弘著、朝日文庫)は、 「当代きっての博覧強記にして粋人である種村季弘をガイドに、 厳選された東京の裏町30を闊歩」(本の裏の解説を引用)する本。

著者の種村季弘氏の博覧強記の度合いが並外れていて、 こんなに面白い江戸東京散歩の本は滅多にないかもしれません。

「人形町路地漫歩」 の頁には、 明治2年まで日本橋人形町には貨幣鋳造所である「銀座」 があったりしたこととか、 人形町にあった元吉原の詳しい由緒、 永井荷風『日和下駄』第七「路地」に出てくる葦町(芳町)の古風な路地にも言及する等々、 人形町一つとっても、 こんなにディープな町だったとは!! と感嘆しきり。

「永代橋と深川八幡」 の頁には、 三遊亭円朝をひいきにしていた豪商、飯島喜左衛門の次男、弁次郎が 「怪談牡丹灯篭」 のモデル説まで詳しく書かれているほど。

「根津権現裏と谷中」 の頁では、 「上海楼」や、 団子坂を通って永井荷風が森鴎外の観潮楼を訪ねたときの様子なども詳しく描かれ、 これを読んでから、また谷中散歩・自転車ポタに行ってみたくなりました。

*以前書いた、江戸古地図関係の本のエントリー
「「江戸明治東京重ね地図」 (DVD & 検索データブック)」 のエントリー

 現代・明治・江戸の重ね地図で、 見やすく拡大・縮小表示できる
APPカンパニー の 「江戸明治東京重ね地図」 DVD-ROMが搭載・接続されているパソコンで使用できるDVDソフト。
(詳しい内容は 「こちら」

「江戸東京散歩 切絵図・現代図で歩く もち歩き地図」 のエントリー

「池波正太郎 「男の作法」、「江戸切絵図散歩」」 のエントリー

*備忘録メモ
江戸城天守閣は、 三代家光の代に江戸幕府の権威を象徴する国内で最も大きな天守閣が完成するも (外観5層、内部6階、地上からの高さ58メートル)、 それからわずか19年後の1657年、 明暦の大火 (振り袖火事)で、飛び火により全焼。 以後は再建されなかったそうです。
解説つきの案内板の画像は、こちら


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「江戸明治東京重ね地図」 (DVD & 検索データブック)

自分が住んでいる場所などが、 江戸時代、明治時代の昔はどうだったのか。

それを、 現代・明治・江戸の重ね地図で、 見やすく拡大・縮小表示できるのが
APPカンパニー の 「江戸明治東京重ね地図」 です。(詳しい内容は 「こちら」

*取り扱い説明&外箱
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こちらは、 DVD-ROMが搭載・接続されているパソコンで使用できるDVDソフトです。
(ただし、動作環境に制限があるので、注意が必要です)
私のような歴史&地図好きには堪えられない パソコン用DVDソフトで、 すご~~く面白いと思いました!!!(^^)

お目当ての地点を、現代→明治→江戸→明治→現代へと、透過度を 徐々に変えて表示できるところなど、 本当に感動ものでした。

*人形町交差点付近を拡大して、 江戸地図と明治地図とを透過。
江戸時代の玄冶店や 老舗 「うぶけや」 、明治時代には、この近くに 寄席 「末廣亭」 があり、 新俳優の川上音次郎や落語家の橘家圓喬が住んでいたということまで 地図に書かれていて楽しいです!!

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江戸 23,000ポイント、明治 17,000ポイント、 現代 10,000ポイントが検索できて、 しかも、それが地名、大名屋敷、寺院だけでなく、老舗のお店の場所、はたまた、「鬼平犯科帳」 (文春文庫)全24巻・全136話に出てくる場所・人物・状況の地点まで検索できて、 もう愉しいったらありません (詳細な検索データブックあり)。

やや高価なのですが (18,900円(税込))、 その分、満足度もかなり高くて、私はとても楽しめました。(「江戸東京重ね地図」 シリーズ比較表は、こちら

ふくさんのブログ 「Oh!江戸 落書き帖」 で、以前 「江戸東京重ね地図」 が紹介されていたことがあって、 ずいぶん長いこと欲しいなーと思っていたのですが、 思い切って購入してみて良かったです。 ふくさん、ご紹介 どうもありがとうございました!


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江戸東京散歩 切絵図・現代図で歩く もち歩き地図

江戸の古地図と現代の地図を照らし合わせながら散歩するのも、 面白そうです。

「古地図ライブラリー別冊 切絵図・現代図で歩く もち歩き 江戸東京散歩」 (人文社) は、 それを手助けをしてくれそうな本。
人文社 古地図ライブラリーは、こちら

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「江戸切絵図」 は、本書によると、 「江戸半ばの宝暦頃から江戸の地形に従って分割した図 (割絵図)」 で、 この本では、 「尾張屋 (金鱗堂)板・江戸切絵図」 を あらたに描き起した復刻版30図が取り上げられています。

この図と現代図とを、見開きで対照できるようになっていて、 その地図の間に簡単な歴史ガイドと寄り道情報、コラムが書かれたページが挟まっています。

*「明治座・日本橋駅周辺」地図 &「日本橋北 内神田 両国浜町 明細絵図」

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この本のいいところは、
(1)ハンディで持ち歩きしやすく、それほど高価すぎない点(1,680円(税込))。
(2)歴史ガイドの番号が、双方の地図に記載されているので、地点を照らし合わせやすいこと。
(3)江戸切絵図と現代図の道路が一致する箇所は、道路を黄色く着色、
   江戸切絵図に記載され、かつ現存している神社・史跡は赤字、坂・橋は紫字で記載されるなどして、見やすく工夫されていることです。

詳細な地図やガイドのきめ細かやかさを追求しすぎると、当然ハンディじゃなくなるので、 ハンディな中で、見やすくまとめられている本だと思いました。

本所深川絵図 (19図)には、「遠山の金さん」 こと、 遠山金四郎の下屋敷 (その前は火付盗賊改めの長谷川平蔵が没するまで住んでいたと、本書に書いてありました) が書いてあって、現代地図と照らし合わせることができました♪

この本と照らし合わせながら、 先にご紹介した 池波正太郎の 「江戸切絵図散歩」 を読んだり、 西尾忠久さんのサイト 「鬼平犯科帳の彩色(ぬりえ)江戸名所図会」 、 その中の 「鬼平と歩く」 ページ を見るのも面白そうです。

この地図を眺めているだけでも、 江戸のまちを散歩をしている気分になれるので、 実際散歩に出かける時間がなくても、想像しながら見ているだけで、 かなり楽しめるかもしれません (^^)。

ちなみに、やや高価 (18,900円(税込))になりますが、 APPカンパニー
江戸明治東京重ね地図」 (詳しい内容は 「こちら」 )も、 かなり楽しるのではと思います。
「江戸東京重ね地図」 シリーズ比較表は、こちら

■追記:「 「江戸明治東京重ね地図」 (DVD & 検索データブック)」 についての書いたエントリーは、こちらをクリック。


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「アボカド バンザイ! アボカドをもっとおいしく、楽しく味わう本」

アボカドバンザイ! ―アボカドをもっとおいしく、楽しく味わう本」 も日曜日に買った本です。

キレイな写真が満載で、アボカド料理のレシピも豊富で、美味しそう♪♪
アタリのアボカドの選び方、保存方法、皮のむき方 & 美味しく食べる方法が わかりやすく写真で解説してあり、東京アボカドレストランの紹介、 アボカドの種の育て方もあり、 割とお買い得だったかな!?

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この本に書いてあることで私が注目したのは、 アボカドの植物性脂質は 血中悪玉コレステロールを撃退し、 動脈硬化を防ぐ効果があることと、 ビタミンE・A・Cなどが多くて美肌効果も抜群で、 肝機能アップなどの効果もあるとのことです。 食べて健康になれるっていいですね。
もっとも、「森のバター」 と言われるように、カロリーがやや高めなので、 一日半個くらいがいいようです。 他にもいい効果が書いてあったので、 詳しくは本をご覧下さいませ。

キレイで美味しそうな写真が載っている料理本をめくると、俄然やる気が沸いてきて、 実際ちゃんと作ることが多いです。
レパートリーが増えるとマンネリになりがちな毎日の晩御飯作りが楽しくなるし、新しいレシピに挑戦!っていう時は、実験みたいで面白いですよね♪

私は結構アボカド好きで、サラダによく使っています。
まろやか~♪でコクがあって、ご馳走サラダという感じ。

きのうは、ボイルえび+ゆで卵+アスパラ+セロリ+キュウリ+新玉ねぎ+アボカドでサラダを作りました。
お腹が減っていたので、欲張って入れすぎちゃったかなー (^_^;)

セロリは、すじを取って斜め切り、予めオリーヴオイル&お酢&お醤油、塩・胡椒に漬け込んでおきます。
(ちなみに葉っぱのほうは、小口切りして、フライパンでサッと炒め、酒・味醂・お醤油・鰹節で酒の肴に)

キュウリと新玉ねぎは、スライスして塩もみ。
アボカドは食べる直前、やや大きめのさいの目に切る。

味付けは、オリーヴオイル&お酢&醤油&マヨネーズ&塩・胡椒。

きのうは他に、大豆+ひじき+ゴボウ+人参+油揚げの煮物もあったので、野菜でお腹がいっぱいになってしまいました・・。 夫が昼、高カロリーの 「かつサンド」 だったらしいので、 まっいいか!?

そういえば、麻婆豆腐も晩御飯に作って食べたし、 案外いろいろ食べてました。
魚も焼く予定でしたが、とてもそこまで行き着けず・・でも、それは当たり前か(笑)。

きのうは、ピーコックで完熟のを購入。 スーパーで売られているのは、切ってみるまでドキドキですね。
今日は、生協の宅配で。 こちらは、自宅で追熟するタイプです。
うかうかしてると 熟しすぎてダメにしちゃうので、朝晩の監視は欠かせないと、 これは自戒 (汗)。

*アボカドで参考になるサイト

アボガド好き
 アボカドを好むペンネーム日出さんが、アボカド百科事典を目指して、個人的に作っているサイト
・・・詳しくて、とっても参考になりました!

 ●美味しいアボカドの選び方

 ●アボカドの成分
 
 ●アボカド料理のレシピ

 ●アボカドの切り方


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池波正太郎 「男の作法」、「江戸切絵図散歩」

池波正太郎 「男の作法」 と 「江戸切絵図散歩」 も、きのう購入。

男の作法」 は、 著者曰く、「男をみがく」 きっかけくらいにはなるだろうということで、 池波正太郎が五十余年の人生を通じて体験してきたことを語りおろしたもの。

それぞれ大きく目次が書いてありました。(・・・以下は、私の独り言)

「鮨屋に行ったときはシャリだなんて言わないで普通に「ゴハン」と言えばいいんですよ。」
・・・ごもっともです。ツウぶってる人、見ていてなんか恥ずかしい。

「そばを食べるときに、食べにくかったら、まず真ん中から取っていけばいい。そうすればうまくどんどん取れるんだよ。」
・・・まごまごしてたら、 教えて頂きたいです (笑)。押し付けがましくなく、さりげなく。

「てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵に会ったように揚げるそばから、かぶりつくようにして食べなきゃ。」
・・・でも、口の中の火傷には注意が必要だと思います!!

「たまにうんといい肉でぜいたくなことをやってみないと、本当のすきやきのおいしさとか、肉のうま味というのが味わえない。」
・・・そのとおり!!たまには、贅沢賛成です (^^)

「おこうこぐらいで酒飲んでね、焼き上がりをゆっくり待つのがうまいわけですよ、うなぎが。」
・・・ゆっくり待つ間の、お酒と肴も楽しみの一つなんですよね。

「コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃいれ、飲んじゃいれして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ」
・・・そう!そう!!! 満々とグラスに注がれて、継ぎ足されるのって良くないな~、と 私も常々思っておりました。 でも断りにくいんですよね、これがまた・・。困ったものだ。


特に男性諸氏には、是非この本を読んでいただきたいと思った次第でございます
(^^)。

追記: 私が愛読している ふくさんのブログ 「Oh!江戸 落書き帖」 で、 ふくさんも 「男の作法」 最近お読みになっていたそうです

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江戸切絵図散歩」 は、ビジュアル満載、文庫なのでやや読みにくいながらも 古地図もいくつも掲載されているし、池波正太郎の文章も なかなか面白いです。

歴史&散歩好きには堪えられない内容かも!?

*いずれも新潮文庫
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川上弘美 「夜の公園」

きのう本屋さんで、たまたま見つけた、 川上弘美 「夜の公園」。

帯には 「わたしいま、しあわせなのかな。 寄りそっているのに、届かないのはなぜ。 恋愛の現実に深く分け入る、川上弘美の新たな世界」。 「中央公論」 連載を単行本化した恋愛小説。

この本は、2006/4/25 初版発行と書いてあり、 川上弘美ファンの私としては、 いち早く入手できてラッキーでした。

昨晩一章だけ読んだのですが、土の匂いを含んだ、暗い夜の公園の空気が全体に漂っているようで、 一章づつ大切に読んでいきたいお話だと思いました。

「わたしいま、しあわせなのかな・・」 と 暗~く自問自答せざるを得ない状況は、 できれば避けたいものですね。

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「アフターダーク/村上春樹」を読む

台風の上陸した今日は、 「アフターダーク」 (村上春樹 2004/9 講談社) を読んでいました。

「真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。」
一言で言えば、まさに、この講談社の広告の言葉があてはまるストーリー。

「私たちの視点」といった、映像を意識した語り口が巧みに使われているところが作者の新しい試みだと思います。

物語は、「真夜中から空が白むまでのあいだ」主人公の姉妹・防犯カメラに写った男など、それぞれが置かれる世界が同時進行していくもの。

でも、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド(新潮文庫)」にみられた、複数の物語が同時進行しながらも「巧みに」がストーリーが収束していくという展開ではない。
その意味で、余韻は残すものの、物足りない感じは否めませんでした。

稲越功一の装丁写真は、ストーリーと、この作品全体に漂う空気に合っていて良い感じです。

*写真は、特別純米酒「浦霞」(ひやおろし)。
とっても美味しくて、2本続けて夫が購入したものです。

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